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Channel: 写真・俳句ブログ:犬の散歩道
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シロップのごとき滴や実南天

■ シロップのごとき滴や実南天                ( しろっぷの ごときしずくや みなんてん )昨日の朝は、久しぶりの雨で、我が家の近所に植わっている南天の実は、しなだれて赤く艶光っていた。それは、透明なシロップをかけたようで、何とも新鮮な感じだった。...

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暖冬の今漸くに紅葉濃し

■ 暖冬の今漸くに紅葉濃し           ( だんとうの いまようやくに もみじこし )先週の土曜日は朝から晴れていて、久しぶりに雲一つない青空が広がっていた。この日は例により、2週間ぶりに植物園に行ってきたが、カエデなどの葉が色鮮やかに紅葉しているのを見ることができた。...

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日当たりて山に浮き立つ冬紅葉

■ 日当たりて山に浮き立つ冬紅葉                        ( ひあたりて やまにうきたつ ふゆもみじ )昨日は、先週の土曜日と同様、朝から雲ひとつない青空が見られた。あまりにも澄み切った天気だったので、いつも行く京都の岡崎公園近辺を散策した。本日の掲句は、その時に東山の景を見て詠んだ句である。 この句に関しても、先に以下の句を検討した。 日当たりて浮き立つ山の冬紅葉...

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装いはベージュのショール枇杷の花

■ 装いはベージュのショール枇杷の花                            ( よそおいは べーじゅのしょーる びわのはな )11月末頃から枇杷の花が咲いている。しかし、案外と気づかない人が多いのではないだろうか。というのは、この花、白い五弁の花なのだが、薄茶色(ベージュ)の萼(苞)にすっぽりと被われて咲くからである。...

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足ることを知れば安心実万両

■ 足ることを知れば安心実万両                ( たることを しればあんしん みまんりょう )近くに古い寺があり度々行くが、今は、「千両」、「万両」の赤い実があちらこちらで見られる。この二つの植物は、実のつき方が違っていて、千両は葉の上の方に実をつけるが、万両は葉の下の方につける。...

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蒼天にメタセコイアの紅葉散る

■ 蒼天にメタセコイアの紅葉散る                      ( そうてんに めたせこいあの もみじちる )メタセコイアを知ったのは数年前のことで、植物園で初めて現物を見た。針葉樹の一種で、生長すると樹高25mから30mにもなる。11月の終わりごろから12月にかけて赤茶色に紅葉し、その後、葉が全て落ちて裸木状態になる。...

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散る銀杏掃けど掃けども銀杏散る

■ 散る銀杏掃けど掃けども銀杏散る             ( ちるいちょう はけどはけども いちょうちる )12月も中旬だというのに、まだ秋が続いているような気がする。それは、気温が温暖であることもさることながら、鮮やかな紅葉(黄葉)が所々で見られるからだろう。...

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だだだだーんと枯蔦の這う土塀

■ だだだだーんと枯蔦の這う土塀           (  だだだだーんと かれつたのはう どべい...

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お社の甍に見ゆる寒椿

■ お社の甍に見ゆる寒椿          ( おやしろの いらかにみゆる かんつばき )近辺では山茶花(さざんか)の花が盛んに咲いているが、寺社などへ行くと様々な椿(つばき)の花を見ることができる。今頃の椿は、山茶花とは違って、花に張りがあり凛とした風情がある。...

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水鳥の色とりどりの水辺かな

■ 水鳥の色とりどりの水辺かな                ( みずとりの いろとりどりの みずべかな )今、池や川辺などで沢山の水鳥がを見ることができる。先日もよく行くスポットには何種類もの水鳥が泳いでいた。いつも思うことだが、違う種類のものがあまり争いもせず、一緒になって泳いでいるのを見ていると、何となく心が和む。...

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裸木の隙より見ゆる空ま青

■ 裸木の隙より見ゆる空ま青       ( はだかきの すきよりみゆる そらまさお )先週末あたりから、急速に気温が下がってきて、残っていた紅葉もほとんどが散ってしまった。今公園などで目立つのは、すっかり葉を落とした裸木。先日は、その裸木の枝の隙間から真っ青な空が見えていた。...

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暖冬や黄葉残し咲く蝋梅

■ 暖冬や黄葉残し咲く蝋梅         ( だんとうや こうようのこし さくろうばい )                                              (写真①素心蝋梅)先の土曜日には、例により2週間ぶりに京都の植物園に行ってきた。この時期になると山茶花、寒椿以外では花らしい花は見られない。しかし、今回は予期せず「蝋梅(ろうばい)」の花が満開になっているのに出合った。...

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冬川に羽を乾かす川鵜三つ

■ 冬川に羽を乾かす川鵜三つ            ( ふゆかわに はねをかわかす かわうみつ )近年、川や池で川鵜(かわう)をよく見かけるようになってきた。川鵜は真鴨など他の水鳥よりも一回り大きく、同じ場所にいるとよく目立つ。ただ、体を半分ぐらい沈めて泳ぐため、首がまるで潜水艦の潜望鏡のようにも見える。...

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大いなる楓の落葉の色厚き

■ 大いなる楓の落葉の色厚き            ( おおいなる ふうのおちばの いろあつき )京都府立植物園で見た植物の記事は、これまでもかなり掲載してきたが、この園の名木でまだ紹介できていないものがある。その一つが、本日掲載の「楓(ふう)」である。...

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公園の冬の噴水滾り立つ

■ 公園の冬の噴水滾り立つ       ( こうえんの ふゆのふんすい たぎりたつ )今日も植物園からの記事だが、この園には2ヶ所に噴水がある。その内の1つが、正門からバラ園を通り抜けた花壇の真ん中にある。時期的に人もおらず、植えてある花もなかったせいか、先日行った時は、この噴水が異様に目立った。...

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白梅も裸になればすさまじき

■ 白梅も裸になればすさまじき               ( しらうめも はだかになれば すさまじき )今日も植物園からの記事になるが、この時期は花も少なく、目にするのは、すっかり葉を落とした裸木と常緑の針葉樹。人もほとんどいないので、文字通り森閑としており、時折聞こえてくるのは、野鳥の甲高い囀りだけ。...

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■南紀の旅 二句

■ 南紀の旅 二句    ○ 串本の冬の黒潮温かき                  ( くしもとの ふゆのくろしお あたたかき )                                    (写真①:串本海中公園水族館にて)先週金曜日から一泊二日で南紀方面のバス旅行に行ってきた。今日から三日間は、その時に詠んだ句と写真を掲載したい。...

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冬日さす白妙の衣那智の滝

■ 冬日さす白妙の衣那智の滝              ( ふゆひさす しろたえのきぬ なちのたき )南紀の旅二日目の朝は、先ず日本三大名瀑の一つと言われる「那智の滝」に向かった。今回の旅行で最も見たかった名所の一つである。...

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熊野路や寒鴉飛び交う大古杉

■ 熊野路や寒鴉飛び交う大古杉           ( くまのじや かんあとびかう おおこすぎ )南紀の旅二日目の朝は、昨日取り上げた「那智の滝」を見た後、熊野那智大社を参拝し、その後、大門坂(だいもんざか)という熊野古道(熊野路)を歩いた。...

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▼来年の4日まで投稿を中断します。

明日はいよいよ大晦日。その翌日には2016年の元旦を迎えることになります。特に大層なことをするわけではありませんが、大晦日と正月三が日は何かと気ぜわしいこともあり、本ブログの投稿を一時中断したいと思います。再開は1月4日を予定していますので引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。皆様方におかれましては良い年をお迎え下さい。

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