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Channel: 写真・俳句ブログ:犬の散歩道
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よさこいを踊るがごとく土佐水木

■ よさこいを踊るがごとく土佐水木                             ( よさこいを おどるがごとく とさみずき...

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花も香もはみ出しており沈丁花

■ 花も香もはみ出しており沈丁花          ( はなもかも はみだしており じんちょうげ )香りの良い花として、夏の梔子(くちなし)、秋の金木犀(きんもくせい)を先ず思い出すが、春はやはり沈丁花(じんちょうげ)である。今、街中を歩くと方々で見られ、甘い香りが漂ってくる。...

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春天に銀杏の若枝ほとばしる

■ 春天に銀杏の若枝ほとばしる                ( しゅんてんに いちょうのわかえ ほとばしる )銀杏(いちょう)と言えば、秋の黄葉やその実のギンナンを思い浮かべると思いが、今、冬に無残にも剪定された街路樹から若枝(わかえ、わかえだ)が勢いよく生えてきている。...

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山茱萸の空は黄花の霞かな

■ 山茱萸の空は黄花の霞かな           ( さんしゅゆの そらはきばなの かすみかな )先日行った植物園には、何本もの「山茱萸(さんしゅゆ)」の木が植えてあって、それが、今花の盛りを迎えている。ほとんどのものが樹高5m~7mぐらいあり、小さな花が重なって咲いている様子はなかなかに壮観である。...

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紅潮の馬酔木何やら艶めかし

■ 紅潮の馬酔木何やら艶めかし                     ( こうちょうの あしびなにやら なまめかし )最近、園芸品種として植えられているものに、本来の色と違うものが多々見かける。その一つが本日紹介する「薄紅馬酔木(うすべにあせび)」。 馬酔木は元来白い花を咲かせるが、この馬酔木は薄紅色(ピンク)で、最近は公園などでも結構見かける。...

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連翹に鶯鳴いて仏めく

■ 連翹に鶯鳴いて仏めく  ( れんぎょうに うぐいすないて ほとけめく )お彼岸も過ぎ、近辺の疏水べりには様々な花が咲きだした。最も派手に咲いているのは真っ白な雪柳(ゆきやなぎ)だが、その隣では、いつの間にか連翹(れんぎょう)が花盛りとなっている。...

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赤き葉も初々しきや山桜

■ 赤き葉も初々しきや山桜          ( あかきはも ういういしきや やまざくら )先週の土曜日、例により2週間ぶりに植物園に行ってきた。最近は、行くたびに咲く花も増えてきている。桜はというと、冬に咲く桜は勿論のこと、早咲きの桜も終わりに差し掛かっていたが、新しく咲きだした桜もたくさん見られた。...

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香り立つカールゆかしや風信子

■ 香り立つカールゆかしや風信子                        ( かおりたつ かーるゆかしや ひやしんす...

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桜とも梅とも見えて杏咲く

■ 桜とも梅とも見えて杏咲く                 ( さくらとも うめともみえて あんずさく )先日行った植物園では、様々な桜が咲きだしていたが、その桜に似た杏(あんず)の花は、今まさに満開になっていた。ただ、名札がなければ、多分梅や桜とは区別がつかなかっただろう。 本日の掲句は、そんな杏の花を見て詠んだ句である。杏は、「杏咲く」「杏の花」「花杏」として春の季語。...

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大勢の一人静や森の陰

■ 大勢の一人静や森の陰      ( おおぜいの ひとりしずかや もりのかげ )草花の名前には、同情すべき酷いものもあるが、中には非常に詩的な名前もある。その一つが今日取り上げる「一人静(ひとりしずか)」。字面や響きから何となく慎ましやかな上品な女性がイメージされる。...

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三椏やどの枝先も花盛り

■ 三椏やどの枝先も花盛り    ( みつまたや どのえださきも はなざかり )今日取り上げる「三椏(みつまた)」は、冬の間、ブラシのような蕾を木全体につけ、遠くから見るとまるで小雪が降っているように見える。その様子をかつて以下のように詠んだことがある。 三椏の蕾小雪の降る如く...

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塀越しにぽっぽっぽぽっと紫木蓮

■ 塀越しにぽっぽっぽぽっと紫木蓮                             ( へいごしに ぽっぽっぽぽっと しもくれん...

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原っぱにそろたそろたよ姫踊子草

■ 原っぱにそろたそろたよ姫踊子草                   ( はらっぱに そろたそろたよ ひめおどりこそう...

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簪にはちょっと地味かも花木五倍子

■ 簪にはちょっと地味かも花木五倍子             ( かんざしには ちょっとじみかも はなきぶし )周りを見渡すと満開になった桜ばかりが目につくが、先日ある神社に行った時、入口の鳥居前で、簪(かんざし)のような花を沢山垂らしている樹木に出会った。名前は「木五倍子(きぶし)」というが、数年前にその名を知った。...

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孔明も愛でし花らし花大根

■ 孔明も愛でし花らし花大根           ( こうめいも めでしばならし ばなだいこん )当ブログでは、花名の由来などの記事を時々掲載するが、今日は様々な名前で知らている「花大根(はなだいこん)」を取り上げてみたい。 まず、「花大根」という名前だが、これは、大根の花に似ていて、花が美しいことから付けられたとのこと。そして、別名には「諸葛菜(しょかつさい)」というのがある。...

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ナルキッスス超カワイイとは汝れのこと

■ ナルキッスス超カワイイとは汝れのこと                 ( なるきっすす ちょうかわいいとは なれのこと )先日、植物園で面白い形の花を見た。名前は「ナルキッスス・ブルボコディウム」というが、とても覚えられる名前ではない。ただ、花が非常に可愛らしく、「ナルキッスス」という言葉の響きが良いので掲句のように詠んでみた。...

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■夜桜 二句

■ 夜桜 二句     ○ 暗闇に浮かぶ妖しき糸桜                   ( くらやみに うかぶあやしき いとざくら )     ○ 外つ国の言葉飛び交う花の宵                   ( とつくにの ことばとびかう はなのよい...

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誰それを待つこともなく松の花

■ 誰それを待つこともなく松の花                  ( だれそれを まつこともなく まつのはな )今、寺社の庭などを訪れると、松の花が木全体に咲いているのに出会う。とは言っても、これが花かという形をしており、俳句でもやっていなければ、全く見向きもしなかっただろう。...

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■錨草 二句

■ 錨草 二句     ○ それはそれぐっとこらえていかり草                        ( それはそれ ぐっとこらえて いかりそう )     ○ 蜘蛛の子を散らすがごとく錨草                           ( くものこを ちらすがごとく いかりそう...

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もたれあい絡み合いつつ貝母咲く

■ もたれあい絡み合いつつ貝母咲く                           ( もたれあい からみあいつつ ばいもさく ) 先日、植物園で貝母(ばいも)が群生して花を咲かせているのを見た。この花は、淡緑色の笠状の花で俯きに咲く。だから、見た目非常に地味な感じで、あまり目立たない。...

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