久々に晴れて古寺の薄紅葉
■ 久々に晴れて古寺の薄紅葉 ( ひさびさに はれてこでらの うすもみじ )昨日の朝は、久しぶりに朝から晴れていたので、近くの真如堂(しんにょどう)という寺に行ってきた。 この寺は、紅葉が美しいことで有名な寺で、シーズンになると多くの人が訪れる。...
View Article山茱萸の黄花真っ赤な実となんぬ
■ 山茱萸の黄花真っ赤な実となんぬ ( さんしゅゆの きばなまっかな みとなんぬ )昨日は、一昨日行った真如堂の薄紅葉に関する記事を書いたが、その他で特に目を引いたのが、山茱萸(さんしゅゆ)の果実である。 丁度いい具合に結実していて、真っ赤な実が陽に当たって艶光っていた。...
View Article秋雨の水の輪流す水路かな
■ 秋雨の水の輪流す水路かな ( あきさめの みずのわながす すいろかな )本日の午前0時過ぎから3時頃にかけて、近辺を台風が通過した。風の音が凄まじく、何か倒れるような音がし、停電も2-3度あった。一時はどうなるかと思ったが3時半頃には嘘のように風音が聞こえなくなった。どうやら無事台風が通過したらしい。...
View Article秋雨に普段のままの鯉独り
■ 秋雨に普段のままの鯉独り ( あきさめに ふだんのままの こいひとり )今日も、昨日に続いて、秋雨が降る疏水べりを散策した時に詠んだ句と写真を掲載したい。 題材としたのは雨で濁った川を悠々と泳ぐ一匹の錦鯉。錦鯉と言っても様々な色が混じったものでなく、橙色一色の色鯉。...
View Article秋雨にめげず唄おうトレニア草
■ 秋雨にめげず唄おうトレニア草 ( あきさめに めげずうたおう とれにあそう )台風が通過し、今日はすかっと晴れるかと思ったが、朝方はどんよりとした曇り空だった。予報では昼から晴れるようで、明日から暫くの間は雨も降らないようだ。 そんなこともあり、今日も、雨が続いた先週に詠んだ句を取り急ぎ掲載したい。...
View Article風吹けばカリンカリンと花梨の実
■ 風吹けばカリンカリンと花梨の実 ( かぜふけば かりんかりんと かりんのみ )昨日は、台風一過の翌日で朝から青空が見えていた。久しぶりに清々しい天候であり、昼から我が吟行スポットの一つである「京都御苑」に行ってきた。...
View Articleふり向けば夕日に浮かぶ新松子
■ ふり向けば夕日に浮かぶ新松子 ( ふりむけば ゆうひにうかぶ しんちぢり )俳句をやり始めてから時々面白い言葉に出会うことがある。今日取り上げる「新松子」もその一つ。 これを何と読むか。「しんまつこ」「あらたまつこ」。ひょっとして女優の名前と思われた方もいるかも知れない。...
View Article▼本日よりブログを一時中断します
29日より小旅行に出かけますので、ブログは一時中断したいと思います。 また、コメント等の返信もできませんので、ご了承ください。尚、来週の水曜日(11月1日)から通常通り(土日除く)ブログを再開する予定ですので、引き続きご愛顧くださいますようお願いいたします。 取り急ぎお知らせまで。
View Article▼本日よりブログを再開します
ブログを一時中断してましたが、予定通り、本日からブログを通常通り(土日休稿)再開したいと思います。 今後も、俳句と写真と関連文などをまとめた記事を掲載していきたいと思いますので、引き続きご愛顧くださいますよう宜しくお願いいたします。
View Article■鶴ヶ城(若松城) 二句
■ 鶴ヶ城(若松城) 二句 ○ 蔦紅葉燃ゆる石垣鶴ヶ城 ( つたもみじ もゆるいしがき つるがじょう ) ○ 晩秋の雨ふり止まぬ鶴ヶ城 ( ばんしゅうの あめふりやまぬ つるがじょう...
View Article■安達太良山 二句
■ 安達太良山 二句 ○ 安達太良のほんとの紅葉見えざりき ( あだたらの ほんとのもみじ みえざりき ) ○ 落葉松の黄葉に雪の裾野かな ( からまつの もみじに ゆきの すそのかな )三日目は朝から珍しいことが起こった。とは言っても昨夜からのことなのだが、ホテルの周りが雪で真っ白になっていた。...
View Article■露天風呂 二句
■ 露天風呂 二句 ○ 裏磐梯もみじ揺蕩う露天風呂 ( うらばんだい もみじたゆたう ろてんぶろ ) ○ 冬隣雪の露天の猪苗代 ( ふゆとなり ゆきのろてんの いなわしろ...
View Article見知りいし大木倒る台風禍
■ 見知りいし大木倒る台風禍 ( みしりいし たいぼくたおる たいふうか )先週の土曜日、4週間ぶりに植物園に行ってきた。通常は2週間ごとに行くのだが、この間天候に恵まれず、用事もあって行くことができなかった。...
View Article群れ咲けば変幻自在の小菊かな
■ 群れ咲けば変幻自在の小菊かな ( むれさけば へんげんじざいの こぎくかな )今日は立冬(りっとう)。暦の上では冬に入ることになる。しかし、秋を象徴する紅葉などは、これからという段階であり11月中は秋の句も織り交ぜて掲載したい。...
View Article山牛蒡ねばる根っこを牛蒡抜き
■ 山牛蒡ねばる根っこを牛蒡抜き ( やまごぼう ねばるねっこを ごぼうぬき )右の写真が何なのか分かるだろうか。実はこれ、去る10月18日にも記事にした洋種山牛蒡(ようしゅやまごぼう)の根である。(以下山牛蒡という。)...
View Article■落葉掃く 二句
■ 落葉掃く 二句 ○ 日を追うて増ゆる小道の落葉掃く ( ひをおうて ふゆるこみちの おちばはく ) ○ 見上げれば予備軍あまた落葉掃く ( みあげれば よびぐんあまた おちばはく...
View Articleチョコレートの味がするかも唐辛子
■ チョコレートの味がするかも唐辛子 ( ちょこれーとの あじがするかも とうがらし )先日行った植物園には、菊の他にあまり目新しいものがなかったが、その中でも目を引いものに「唐辛子(とがらし)」がある。 今頃に唐辛子と訝る人もいると思うが、花は6月~8月頃に咲き、果実は7月頃から結実するので、そう思われても仕方がない。...
View Article賑やかに山茶花咲ける季となりぬ
■ 賑やかに山茶花咲ける季となりぬ ( にぎやかに さざんかさける きとなりぬ )冬の代表的な花として真っ先に挙げたいのは、やはり「山茶花(さざんk)」である。 この花、10月中頃から咲きだしたが、立冬を過ぎた今盛りを迎え、周囲の紅葉もバックに咲き誇っている。...
View Article玄関の足元照らす石蕗の花
■ 玄関の足元照らす石蕗の花 ( げんかんの あしもとてらす つわのはな )昨日は、冬の代表的な花木として「山茶花」を取り上げたが、今日は、草花の代表として、「石蕗(つわぶき)」を取り上げたい。 この花も10月中頃から咲きだしたが、今丁度盛りを迎え、玄関前に植えてある家も時々見かける。...
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