凌霄の雨に冷たき落花かな
■ 凌霄の雨に冷たき落花かな ( のうぜんの あめにつめたき らっかかな ) 最近、家の壁、土塀などを伝って、あるいは他の木に巻きついて、オレンジ色の派手な花を咲かせている植物をよく見かける。名前は、凌霄花 (のうぜんかずら)という。...
View Article荒土手に姫檜扇水仙の雅かな
■ 荒土手に姫檜扇水仙の雅かな ( あらどてに ひめひおうぎずいせんの みやびかな ) 毎年のことだが、この時期、道端、川縁、野原などで、長い花穂に濃い朱色の花をつけた草花をよく見かける。この時期、朱色の花をつける草は少ないので、非常に際立って見える。名前は姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん)という。...
View Article梅雨晴れ間レース衣着る茸見ゆ
■ 梅雨晴れ間レース衣着る茸見ゆ ( つゆはれま れーすきぬきる きのこみゆ ) 先日行った植物園の竹笹園で、レースの衣を纏うように生えている珍しい茸(きのこ)を見た。(写真参照)名前は、衣笠茸(きぬがたけ)と言うそうだ。本日の掲句は、それを見て詠んだ句である。...
View Article▼来週の7月28日(月)まで投稿を中断します。
いつもご愛読ありがとうございます。 旅行のため、来週の7月28日(月)まで投稿を中断します。 29日(火)より通常通り(土日以外)投稿する予定ですので、 引き続きご愛顧くださいますようお願いいたします。 尚、その間のコメント等の返信はできませんので、ご了承ください。 お知らせまで。
View Article▼本日よりブログを再開します。
いつもご愛読ありがとうございます。旅行から昨夜帰ってきましたので、本日より投稿を再開させていただきます。引き続きご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。
View Article■炎天 二句
■ 炎天 二句 ○ 炎天下走る列車の涼しきや ( えんてんか はしるれっしゃの すすしきや ) ○ 炎天の村を生きてる村の川 ( えんてんの むらにいきてる むらのかわ )...
View Article■残り梅雨 二句
■ 残り梅雨 二句 ○ 残り梅雨昏く鎮もる青田かな ( のこりづゆ くらくしずもる あおたかな ) ○ 山間の村もけぶるや残り梅雨 ( やあまいの むらもけぶるや のこりづゆ )...
View Article■高山 三句
■ 高山 三句 ○ 出格子に風も涼しき三之町 ( でごうしに かぜもすずしき さんのまち ) ○ 高山の陣屋にゆかし檜扇の花 ( たかやまのじんやにゆかし ひおうぎのはな ) ○ 高山に放浪画家の花火見ゆ ( たかやまに ほうろうがかの はなびみゆ )...
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