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Channel: 写真・俳句ブログ:犬の散歩道
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■アンコールワットにて 二句

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■ アンコールワットにて 二句

    ○ 異人らと異国の遺跡の日の出見る  
             ( いじんらと いこくのいせきの ひのでみる )
    ○ アンコール諸行無常の風暑し  
             ( あんこーる しょぎょうむじょうの かぜあつし )

イメージ 1旅行二日目は、昨日記事にした「アンコール・トム」を見学した後、カンボジア名物料理を食べ、ホテルに戻って2時間ほど小休憩



(こちらでは11時~14時頃が最も暑い時間帯で大抵昼寝をするそうだ。)

夕方にはプレループというヒンズー教寺院へ行って夕日鑑賞をし、夜はカンボジア伝統舞踊「アプサラダンス」を見ながら夕食をとった。
(これらについては別途写真だけ掲載定。)


さて三日目は、アンコールワット近辺で日の出を見るため、5時半にホテルを出て鑑賞スポットに向かった。まだ、日の出前なので当然ながら人の顔が判別できないほど暗かった。

どうも、この企画は人気があるようで、アンコールワットのシルエットが見える地点には観光客と思われる欧米人、アジア人など大勢集まっていた。


イメージ 2木々の間から太陽が見えたのは6時45分ごろ。春分の頃であればアンコールワットの塔に重なって見えるそうだが、今回は大分右の方に見えた。

イメージ 3本日の掲載の第一句は、その時に詠んだ句で、大勢の異国人に混じって異国の遺跡を見ながら日の出を見ている自分が何とも奇妙に思えた。

イメージ 4この日は、その後、ホテルに戻って朝食をとり、午前中はアンコール王朝初期の都「ロリュオス」の遺跡群を見学。牛車乗車体験などをし、それから昼食をとってホテルで昼休憩。

再び動き出したのは2時半ごろ。目的地は日の出を見た「アンコール・ワット」で、今度は明るい日に照らされた建造物を内外から見学した。

イメージ 5改めてじっくり見ると、建物そのものが非常に美しく精巧にできており、これだけの技術力を持った王朝がなぜ亡びたのだろうと不思議に思えたきた。

イメージ 6▼▼
【アンコール・ワット(Angkor Wat)】
・カンボジア北西部に位置するユネスコの世界遺産(文化遺産)であるアンコール遺跡の一つであり、その遺跡群を代表する寺院。 ヒンドゥー教寺院として作られたが、16世紀後半に仏教寺院に改修され、現在も上座部仏教寺院となっている。
・サンスクリット語でアンコールは王都、クメール語でワットは寺院を意味する。大伽藍と美しい彫刻を特徴としクメール建築の傑作とされ、カンボジア国旗の中央にも同国の象徴として描かれている。

イメージ 7▼▼
尚、「アンコール・トム」は、一つの城塞都市の名称で、いくつもの寺院が建てられているが、「アンコール・ワット」は、一つの寺院の名称である。

イメージ 8▼▼
イメージ 9▼▼
現場の見学の後、バルーンに乗船して空からアンコールワットを遠望した。森の中に突出して見える遺跡の塔。これだけ栄華を極めながら何故に滅んでしまったんだろう。

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本日の第二句は、そんな感慨をもって詠んだ句である。

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イメージ 12この日は、その後、世界無形文化遺産である「影絵芝居」を鑑賞しながらクメール料理を食べホテルに帰った。時刻は午後9時前。さすがに疲れて、シャワーを浴びることさえパスして直ぐに寝た。

写真は、主として「アンコール・ワット」で撮ったもの。解説はWikipediaなどを参照。(明日に続く)


【バコン】
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【プリアコ】
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