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Channel: 写真・俳句ブログ:犬の散歩道
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■カンボジアの植物 二句

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■ カンボジアの植物 二句

旅行四日目の朝はゆっくりめに起きて、午前中は緻密な彫刻で有名な「パンテアイ・スレイ」という遺跡を訪問。これで、遺跡巡りは全て終了。午後からはシェムリアップ市内観光と土産品などの買い物。その後レストランで夕食をとって午後6時過ぎには空港へ行き、午後8時30分発の飛行機で帰途に就いた。

    ○ココナツとヤシの葉陰にハンモッグ
               ( ここなつと やしのはかげに はんもっぐ )

イメージ 1さて本日は、本ブログの最大のテーマである植物に関する記事を掲載したい。実質三日間のカンボジア滞在だったが、それなりに特徴ある植物が見れた。

まず、訪問する場所で必ず見られるのが椰子(やし)の木である。

椰子にはいくつかの種類があるようで、ガイドさんからは葉が長く垂れ下がっているのがココナツの木で、葉が短く木の先で毬栗のようになっているのが椰子と教えられた。

*後で調べたところによれば、「ココナツ」は「ココヤシ」という椰子の果実をさすそうだ。また、日本で単に椰子と言えば、この「ココヤシ」を指すとのこと。少し混乱があるようだ。

本日の掲句は、ココナツなどの椰子の木の葉陰にハンモッグを吊って昼寝をしている様子を見て詠んだ句である。こちらでは、ハンモッグが必需品のようだ。



椰子は、単子葉植物ヤシ目 ヤシ科に属する植物の総称である。熱帯地方を中心に亜熱帯から温帯にかけて広く分布する植物で、独特の樹型で知られている。高木で大きいものは30mにもなる。

イメージ 12葉はふつう常緑で互生し大型のものが多く、羽状複葉か掌状、あるいは扇状に裂けており、小葉はしばしば山型あるいは谷型に折りたたまれている。

イメージ 2椰子の一種の「ココヤシ」は、ヤシ油をとって食用や石鹸に利用したり、果実の中心にある透明な液を飲料としたりする。水分とともに砕いて乳液状にしたものはココナッツミルクと呼ばれる。
(以上Wikipediaなどを参照して記載)



イメージ 3▼▼

    ○ 乾季にてゴールデンシャワーの花垂るる
               ( かんきにて ごーるでんしゃわーの はなたるる )

イメージ 4さて、花について言えば、沖縄や台湾でもよく見かけた「ブーゲンビリア」が盛りだった。

他にも、いくつか盛りの花はあったが、特に珍しいと思ったのは「ゴールデンシャワー」という花。 (右写真)

この花は、藤の花のように房となって垂れ下がるように咲く。

それが、木全体を覆うように咲いている情景はなかなか華やかであり、それをシャワーに喩えて名前が付けられた。











イメージ 5

本日の第二句は、その様子を詠んだものだが、花の名にある「シャワー」と雨の少ない「乾季」にかけて詠んだ。

イメージ 6ゴールデンシャワーは、ナンバンサイカチともいい、マメ科ナンバンサイカチ属の落葉樹。原産地はインド、ミャンマーなど。樹高は大きいもので10mにもなる。

果実は薬用とされ、樹皮からはタンニンが採取される。日本では沖縄以外では開花しないと言われている。タイ王国の国花。

イメージ 7▼▼
これ以外の花については、その一部だけ、写真と名前と簡単な説明のみ以下に記載した。

【ブーゲンビリア】 *オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性低木。
イメージ 8



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【プルメリア】 *キョウチクトウ科インドソケイ属の落葉低木。
イメージ 9
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【極楽鳥花(ごくらくちょうか)】 *ゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属の多年草
イメージ 10
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【孔雀の花(くじゃくのはな)】 *名前が間違っているかも。科属は不明。
イメージ 11
*明日は、これまで取り上げなかったスナップ写真のみ掲載する予定。




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