■ よさこいを気合で踊る春祭り
( よさこいを きあいでおどる はるまつり )
先週の木曜日あたりから晴天が続き、最高気温も20度を超える日が続いている。
近辺の桜(染井吉野など)もついに満開を迎え、今日あたりから散り始めたものも見られるようになってきた。
そんなおり、各地で桜に因んだイベントがいろいろと催されているが、先週の土日、ここ京都でも「京都さくらよさこい」という催しがあった。
「よさこい祭り」は昭和29年に高知県高知市で誕生した祭りだが、今や全国的に広がり、京都でも平成17年(2005年)から開催されるようになった。
独創的な着物や浴衣、法被などを着て、よさこい節をベースにした楽曲にあわせ、各グループが創作した踊りを舞台で披露する。
会場はいくつかに分れているが、今年も平安神宮前の会場で見ることができ、若さ溢れる元気な踊りにしばし魅了された。
本日の掲句は、その踊りを見ながら詠んだ句である。各グループは、踊る前に舞台の袖で円陣を組み、大声で気合を入れる。まるでスポーツ試合に臨む選手達のように。
尚、「よさこい」は季語でないので、下五を「春祭り」とした。
因みに、秋にも踊りのイベントとして「京炎そでふれ!全国おどりコンテスト」という京都学生祭典が開催される。
*以下は、当日のスナップ写真。
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