■ 落石やタロコ渓谷冬ざるる
( らくせきや たろこけいこく ふゆざるる )
*この日に訪れた観光地については写真のみ後掲。
四日目の朝は、花蓮北部にある太魯閣(たろこ)渓谷を訪れた。
この渓谷は、立霧渓(たっきりけい)という河川が大理石の岩盤を侵食して形成されたもの。奇岩怪石と水の美しさゆえ、台湾有数の景勝地になっている。
渓谷の中腹には「東西横貫公路」が通っていて、渓谷を眺望するためのハイキングルートも設置されていた。
この道を歩けば数時間かかるようだが、この日の滞在は僅か数十分。
ゆっくり見るには、少なくとも半日から1日はかける必要があるだろう。
前書きが長くなったが、本日の掲句は、そんな渓谷を眺望しながら詠んだ句である。
後で調べると、この渓谷を形成している大理石は硬いが脆く、時々落石があるとのこと。実際に死亡事故も発生しているとか。
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尚、以下には三日目に訪問した先のスナップ写真のみ掲載する。
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【三仙台(台東)】
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【アミ族舞踊ショー(花蓮)】